一人暮らし始めます!という方に、初めての一人暮らしでも分かりやすいよう引っ越し手続きを一覧でご紹介します。
第一弾では「引っ越し前日までにやること」
一人暮らし始めます!という方に、初めての一人暮らしでも分かりやすいよう引っ越し手続きを一覧でご紹介します。 <第一弾:引っ越し前日までのやることリスト> 一人暮らしを始めるにあたって物件探しを終えた方へ、引っ越しに必要な手続きは[…]
第二弾では「引っ越し当日にやること」をまとめました。
一人暮らし始めます!という方に、初めての一人暮らしでも分かりやすいよう引っ越し手続きを一覧でご紹介します。 <第二弾:引っ越し当日にやることリスト> 第一弾では「引っ越し前日までにやること」をまとめました。第二弾の今回は、一人暮[…]
<第三弾:引っ越し翌日以降にやることリスト>
一人暮らしを始めるにあたって、引っ越しのあとに後日やることのリストをご紹介します。チェックしながら、スムーズに引っ越しを完了させましょう。順番にご紹介します。
詳細な流れとコツもご説明しますので、お引越しのお役に立てれば幸いです。
1.役所に転入届・国民健康保険の加入届を出す
2.運転免許証の住所変更を行う
3.自動車・自動二輪車の住所変更手続き
4.銀行の住所変更手続き
5.カード会社の住所変更手続き
6.携帯・スマートフォンの住所変更手続き
役所に転入届・国民健康保険の加入届を出す
「転入届」は引っ越し後14日以内に必ず行う必要がある手続きです。同じ自治体間に引っ越しの場合は転入届ではなく「転居届」になります。
すでに引っ越し前に元の住所の「転出届」を出されている方は、その時にもらった転出証明書と本人確認書類、印鑑を持って、新しい自治体の役所へ行って転入手続きを行ってください。こちらを行わないと罰金を科される場合がございますので、注意しましょう。
この時に同時に役所で行う手続きとして国民健康保険の加入手続きがあります。こちらも同様に同じ自治体なら「住所変更手続き」、異なる自治体の場合は転出証明書を持って、「加入手続き」を行います。
なお、就職などで引っ越しと同時に国民健康保険から社会保険に切り替わる方は社会保険の保険証を受け取ったあと、国民健康保険の脱退手続きが必要になるので、あくまでも新しい保険証を受け取るまでは上記の加入手続きが必要になります。
運転免許証の住所変更を行う
一人暮らしを始めるにあたって、就職か進学が理由の方が多いと思いますが、中には社会人になって数年後に一人暮らしを始められる方もいらっしゃらると思います。すでに運転免許証をお持ちの方は運転免許証の住所変更を忘れないようご注意ください。
この手続きを怠った場合、2万円以下の罰金、または科料に処せられることがあります。
それだけでなく、一番のデメリットとして、免許証の更新時期が来ると更新のお知らせが自宅に届くのですが、住所変更をしていないゆえにお知らせを受け取れず、気づかないうちに更新期限が過ぎてしまい、免許証が失効してしまうケースがあります。
免許証が失効してしまったことに気づかずに運転をしてしまうと無免許運転になります。
また、一度失効すると再取得する手間が発生してしまい、最悪の場合、また初めて免許を取得するときと同じように一から受講することをすることになります。
住所変更手続きは新居の管轄地域の警察署または免許センターにて行うことができます。
必要な書類として免許証と新しい住民票、印鑑と運転免許証記載事項変更届です。変更届はその場に書類が用意されているので、そこで記入して提出すれば良いです。
自動車・自動二輪車の住所変更手続き
すでに車またはオートバイをお持ちの方は、所轄の陸運支局へ行き、車庫証明・車検証・住民票・印鑑と車を持参のうえ、住所変更手続きを行ってください。
こちらも怠った場合は50万円以下の罰金に処される可能性がありますので、必ず行いましょう。
住所が変わってから15日以内に変更手続きを行うことを義務付けられています。
引っ越し後所轄の陸運支局が変わる場合は、ナンバープレートの変更が必要になりますので、事前に必要な手続きを確認しておきましょう。
自動二輪車はバイクの分類によって必要な手続きが少し異なります。ここでは詳細を省きますが、事前にご自身のバイクの種類に応じた必要手続きを確認してから行いましょう。
銀行の住所変更手続き
さて、ここまで来たら、あとは期限に縛られない手続きになります。まず、銀行口座の住所変更手続きです。銀行の住所変更手続きに関して、忘れると大事な通知を受け取れなかったり、また、古い住所に通知が届いてしまい、個人情報の漏洩につながったりします。
書類を送っても本人に届かず毎回銀行に返送されたりすると、銀行のほうでサービスの制限がかける場合もあります。
引っ越し手続き第一弾のほうでご紹介した郵便局の転居サービスを申し込んでいる方でも、郵便局が転送してくれるのは1年間だけなので、期限が来る前に早めに住所変更手続きを行いましょう。
銀行によって続きの仕方は異なります。インターネットの会員ページでできるものもあれば、ゆうちょ銀行のように窓口に直接出向かないとできないものもあります。お使いの銀行のホームページより手続き方法を確認の上、行ってください。
カード会社の住所変更手続き
クレジットカードも銀行口座同様に引っ越しをしたら、登録住所の変更を行います。こちらも請求明細やその他の案内などが届かなくなり、大事なお知らせに気づかないケースがありますので、引っ越しをしたら必ず行いましょう。
クレジットカードには期限がありますので、更新確認のお知らせに気づかず、知らないうちに期限が切れて使えなくなるというケースも考えられます。
いろいろな支払いにクレジットカードを設定している場合、期限切れで決済ができず、信用問題につながることも考えられます。カードと個人信用は深くつながっており、将来的に転居の審査やローンの審査に影響することもあるので注意が必要です。
クレジットカードの場合は各社の会員ページで住所変更ができる場合がほとんどです。会員ページにログインして確認してみてください。
携帯・スマートフォンの契約住所変更手続き
最後にご紹介したいのが、携帯・スマートフォンの住所変更手続きです。今や一人一つは持っている携帯・スマートフォンについて、住所変更手続きをしないと請求書が届かなかったり、今後乗り換えなどで手続きに手間がかかったりすることがありますので、忘れずに行いましょう。
請求書が届かず、支払いを忘れると携帯の使用を止められることがあります。1日でも使えない日があると不便ですよね。
また、他社へ乗り換えの時に手続きが煩雑になるのも避けたいものです。きちんと変更ができていれば、乗り換えや契約解除手続きの際にもスムーズに手続きを完了することができます。
変更方法ですが、携帯電話の場合、電話またはインターネットで簡単に手続きができちゃいます。大抵の場合、各携帯会社の会員ページを開けば、住所変更を行うことができますので、会員ページを確認してみてください。
まとめ
以上が引っ越し翌日以降に行う手続きのご紹介でした。とりあえずここまでできたら安心して新生活をスタートできると思います!
この他にも個人により必要な続きがあるかと思います。例えば、楽天やアマゾンなどよく利用しているインターネットショップの会員情報の変更だったり、ジムの会員情報だったり、どこかの会員になっているとそこの登録住所変更も必要になります。
すべてをやろうと思うと、たくさんあって疲れてしまうので、よく利用するものだけ、または次利用するときに変更する形で良いかと思います。
新しい環境での生活、最初は大変なこともあると思いますが、すぐに慣れますから、焦らず自分を信じて楽しみましょう。
家具を配置して、新しい家具も買い足したら、防災対策も忘れずに!