初めての一人暮らしに。引っ越し手続きのご紹介 <第二弾:当日にやることリスト>

一人暮らし始めます!という方に、初めての一人暮らしでも分かりやすいよう引っ越し手続きを一覧でご紹介します。

<第二弾:引っ越し当日にやることリスト>

第一弾では「引っ越し前日までにやること」をまとめました。第二弾の今回は、一人暮らしを始めるにあたって、引っ越しの各種手配が終わった方に、引っ越し当日にやることについてご紹介します。

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初めて一人暮らしをされる方への内容になりますので、旧居のライフラインなどの手続きについてはここで省きます。

下記のやることリストをチェックしながら、スムーズに引っ越しを終えましょう。順番にご紹介します。詳細な流れとコツもご説明しますので、お引越しのお役に立てれば幸いです。

 TODOリスト
1.管理人へのあいさつ
2.近隣へのあいさつ
3.お部屋の換気
4.荷物の搬入またはその立ち合い
5.ライフライン開栓の立ち合い
6.冷蔵庫の電源ON
7.近くのお店をチェックする
8.生活必需品の開梱

管理人へのあいさつ

新たな住居がマンションで入り口に管理人が常駐している場合は、挨拶を兼ねて本日引っ越しを行うことを伝えましょう。

引っ越し業者も声掛けしてくれることが多いですが、エレベーターを長時間使ったり、通路で荷物を運んだりして一時的に迷惑をかけることになるので、トラブル回避のためにも、何号室の誰なのか、自己紹介も兼ねて声掛けをしておくと良好な関係が築けます。

また、この時に管理人の方から当該住宅のゴミ出しのルールについて教えてもらうと良いです。引っ越し後すぐに不要の段ボールや梱包材の処分が発生するので、確認をしておきましょう。

近隣へのあいさつ

次にご近所へ挨拶に行きましょう。面倒だと思うことほど先に済ませておくと、あとが楽になります。

引っ越しに伴い、荷物の搬入や人の出入りで音も出るので、最低でも左右の部屋、自分の部屋の下の部屋の方には挨拶をしておくとトラブルの回避になります。

「本日〇〇号室に引っ越ししてきた●●と申します。今後どうぞよろしくお願いいたします。」という程度で大丈夫ですので、軽く挨拶をしましょう。

前日までに伝えるという方法もありますが、遠方から来ることが多いかと思うので、無理をせず当日でも問題ないと思います。

当日近所の方が不在の場合は、引っ越し後の挨拶でも大丈夫です。

お部屋の換気と部屋状態のチェック

新居が空いている期間の長短に関わらず、到着してすぐに窓を開けて換気をしましょう。その後業者さんが帰るまでは開けておくことをお勧めします。

空気の入れ替えはもちろん、引っ越し業者が荷物を運んでくる際に熱くなり、汗をかくことが想定されるので、風や新鮮な空気が入ることで業者さんも気持ちよく荷物を運べます。

また、女性ならではかもしれないのですが、防犯の意味でも、一人で立ち合いをするときは窓やドアを開けておくことをお勧めします。

業者さんを使わず自分や家族だけで運ぶ場合でも、引っ越しは疲れやすい作業ですので、窓を開けて新鮮な空気を入れたほうが作業がはかどります。シックハウス症候群の防止にもつながりますよ。

この時にもう一つ大事なこととして、部屋の状態をチェックしましょう。

壁紙が剥がれているところ、床が傷ついているところ、設備の状態などを写真に撮り、記録に残しましょう。不動産によっては引っ越し後に提出を求めるところもありますし、提出しない場合でも退居の時の証拠になりますので、証拠写真を撮っておくと、余計な請求をされる心配がありません。

荷物の搬入またはその立ち合い

 

順番は引っ越し方法によって前後するかもしれませんが、荷物の搬入についてご説明します。引っ越し業者を使う場合・使わない場合に関わらず、荷物は大型のものから搬入し、指定場所に設置後に小さいものの搬入をしたほうが良いです。

ベッドを使う場合、組み立て作業が発生し、一時的に部品を広げる必要があり、スペースが必要になるためです。

また、冷蔵庫など通り道の確保も必要なため、大型の商品を最初に運びましょう。

小さいものでも、箱に内容物が何か分かるようになっていれば、使う場所に置いてもらうと良いです。キッチン用品はキッチンに、洋服はクローゼット前に、など。そうすることで開梱の際に再度箱を確認して、荷物を移動させる手間が大幅に減らせます。

業者さんに運んでもらう場合は、ちゃんと運んでくる時に見ているようにしましょう。荷物を運ぶ途中でぶつけたりすることがないわけではありません。荷物が破損した場合は業者さんに請求ができますので、その時のためにちゃんと確認をしておきましょう。

ライフライン開栓の立ち合い

当日に電気・水道・ガスの開栓を予約している場合がほとんどかと思いますが、立ち合いが必要なものは自ら立ち合いを行います。

立ち合いと言っても作業はすごく簡単ですぐに終わるので、書類にサインをするだけ、という内容が多いです。渡された書類にサインをして、控えをもらいましょう。

冷蔵庫の電源ON

荷物を全部運び終わったら、早めに冷蔵庫の電源を入れることをお勧めします。理由は、冷蔵庫に電源を入れてもすぐに冷えないからです。

お使いの冷蔵庫の性能にもよりますが、4~5時間経たないと冷えないものが多いです。引っ越し後すぐに新居で生活を始める方は早めに電源をいれましょう。

ただ、各メーカーによって冷蔵庫の電源を入れて良いタイミングが異なります。設置後10分以上置く必要があるものもあれば、数時間経ってからでないと入れてはいけないものもあります。その点、取扱説明書に記載がありますので、確認してから行いましょう。

近くのお店をチェックする

引っ越し後すぐに必要になってくるのが買い物する場所かと思います。食品から生活用品までどこで買えるのか、近くにどんなお店があるのか、をチェックしておきましょう。

物件を決める際にも一度は確認しているかと思いますが、新しい生活環境を理解する意味でもスーパーに入ってどんな物が置いてあるかと見てみたり、例えば、100円ショップがどこにあるのか、コンビニがどこにあるのかなど、駅までのルートまで再チェックをしておきましょう。

防犯面で言うと、交番がどこにあるかを知っておくのも大事かもしれません。

この時にスーパーなどでティッシュやトイレットペーパーなど引っ越し荷物に入っていないものを買っておくと良いでしょうか。

生活必需品の開梱

さて、一段落したところで、荷物の開梱作業が始まります。荷物の開梱は生活必需品から開けることをお勧めします。

どれをどこに置くか、場所が変われば使い方や置き方も変わるので、荷物を詰めるときより時間がかかる場合もあります。一気にやってしまいたい気持ちは分かりますが、重労働でもあるので、無理をせず体の休息も考慮に入れる必要があります。そのため、順番を決めてやることをお勧めします。

まずは生活必需品であるキッチン周りの物やベッドに置くシーツや枕(または布団など)から取り出すことをお勧めします。

それから収納場所が決まっているもの(ベッドの引き出しに入れるもの、洗面台下に入れるもの、クローゼットに入れるものなど)を片付けると、部屋のスペースが空いて生活空間の確保につながります。目の前の荷物が減ると、気持ちも軽くなりますよ。

まとめ

以上が引っ越し当日にやることリストでした。

引っ越し当日は体力の消耗が激しいので、くれぐれも休憩を入れながらやりましょう。新生活を気持ちよく始めるためにも、体調第一ですよ。

次は第三弾として引っ越し翌日以降にやることをご紹介します。

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